福祉住環境コーディネーター
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福祉住環境コーディネーターとは
福祉住環境コーディネーターの仕事
福祉住環境コーディネーターの心がけ
ユニバーサルデザインの7原則
福祉住環境コーディネーター試験3級の基準
福祉住環境コーディネーター試験3級の概要
福祉住環境コーディネーター試験2級の基準
福祉住環境コーディネーター試験2級の概要
福祉住環境コーディネーター試験1級の基準
福祉住環境コーディネーター試験1級の概要
福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障害者に対して住みやすい住環境を提案するアドバイザーです。
医療・福祉・建築について体系的で幅広い知識を身につけ、各種の専門職と連携をとりながら適切な住宅改修プランを提示します。また福祉用具や諸施策などについてもアドバイスします。
福祉住環境コーディネーターは、介護保険制度においてケアマネジャーと連携のうえ、高齢者の住宅改修に大きく関わっています。
介護保険制度を利用して住宅を改修することができますが、このときに福祉住環境コーディネーターが、住みよい住まいを提案します。
住まいをよりよくするためには、福祉用具や介護用品、家具の選択と利用法についても熟知する必要があります。これらを的確にアドバイスすることで、高齢者やその家族が気持ちよく過ごせることでしょう。
バリアフリー住宅への新築、建て替え、リフォームにおいても、親身になって的確なアドバイスをすることが望まれます。
また、福祉施策や福祉・介護・保健サービスについても熟知し、情報を提供できることが望ましいでしょう。
福祉住環境コーディネーターが提案する、高齢者が安心して生活できる住環境は、「バリアフリー」や「ユニバーサルデザイン」の考えかたがもとになっています。
「バリアフリー」とは、段差(バリア)を取り除き、車いすの利用者や体が不自由な高齢者や身体に障害を持つ方が移動しやすくすることを言います。
また、普段聞き慣れない「ユニバーサルデザイン」とは、アメリカのノースカロライナ州立大学の教授であるロン メイス博士が提案したものです。
ユニバーサルデザインは、「すべての人が可能な限り利用できるように製品、建物、環境をデザインすること」であり、バリアフリーと比べると、バリアフリーは、既存のバリアを取り除く事に対して、ユニバーサルデザインは、設計段階からバリア(障壁)を取り除くことを目的としています。
ロン メイス氏は、「ユニバーサルデザインの7原則」として、次のとおり提案しています。
○公平性 : 誰でもいつでも何処でも同じように使いこなすことができること
○自由度 : 使用時の自由度が高いこと(例、右利き左利きに関係なく使える)
○簡単 : 使い方をすぐ理解できること
○明確さ : 必要な情報がすぐ理解できること
○安全性 : うっかりミスや危険につながらないこと
○持続性 : 体への負担が少なく少ない力で使え、疲れにくいこと
○空間性 : 誰でも使える大きさや広さ、姿勢で楽に使えること
ユニバーサルデザインが取りれられているのは、建築物だけではありません。
私達が普段から利用している身近なものにも、ユニバーサルデザインの理念が組み入れられています。
例えば、次のようなものです。
○大きなスライドドアや座高と同等のシート高を採用した、乗り降りが楽な自動車
○ドラムが斜めになっていて立ったままでも車椅子からでも洗濯物の出し入れがしやすい洗濯機
○商品の取り出し口を改良した自動販売機
○電卓やキーボードのホームポジションにあるような突起
○各種カードの右端の半円状の切り込み
○リンスとシャンプーの容器が区別できるように付けられた凹凸
などがあります。
誰もが使いやすく便利な製品は日々作られています。しかし、実際使う住環境の中で便利で使いやすく配置をデザインするためには、住環境コーディネーターは100%満足してユニバーサルデザイン製品を使えるように、使い勝手にも配慮することが大切です。
福祉と住環境の関連分野の基礎的な知識についての理解度を確認します。
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住環境は安全でかつ安心して生活を続けるための基盤であるという認識のもとに、高齢者の身体特性や、疾患別の症状と必要な介護、医療、福祉、建築および福祉用具に関する全般的な基礎知識を理解している。
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介護保険等の福祉に関する諸制度を理解し、併せて福祉住環境コーディネーターの社会的役割を理解している。
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生活の質の向上や介護者の介助力の軽減につながる住宅改修の基本的な方向性について理解している。
公式テキストの基礎知識と、それを理解した上での応用力を、2時間の制限時間内でマークシート方式により問います。
合格点は、第1分野40点、第2分野60点の100点満点とし、両分野とも70%以上をもって合格とします
(合格基準:第1分野28点以上、第2分野42点以上です)
出題内容
【第1分野】福祉と住環境の連携
・高齢社会と住環境整備
・福祉住環境コーディネーターの役割と活動の場
・社会福祉と住環境整備の考え方
・高齢者の心身の機能と特性
・高齢者介護のあり方
・高齢者に対する諸関連施策とサ ービス
・関連専門職への理解と連携
【第2分野】福祉住環境の整備に必要な理論と実践
・福祉住環境整備の進め方
・福祉住環境整備の基礎知識
・福祉住環境整備の基本技術
・部屋別・場所別福祉住環境整備の仕方
・福祉用具の活用と住環境
・福祉住環境整備の疾患・障害別応用技術
3級で得た福祉と住環境の知識を実務に活かすために、より幅広く確実な知識を身につけます。
また、各専門職と連携して具体的な解決策を提案できる能力を求めます。
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3級で理解した基礎知識をふまえ、介護、医療、福祉、建築、福祉用具に関する、より専門の知識を身につけ、それらを適用できるまで深く理解している。
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福祉住環境に関する様々な問題点を抽出でき、クライアントのニーズ、経済的状況、福祉制度、建築による対応、福祉用具による対応等を総合的に勘案し、各専門職と連携し最適な解決策を提案できるだけの知識・技能を有している。
3級に加え、2級公式テキストの知識と、それを理解した上での応用力を制限時間2時間でマークシート方式により問います。
点数は100点満点とし、70点以上をもって合格とします。
出題内容
・住環境整備の意義
・住環境における福祉の考え方
・福祉住環境コーディネーターの役割と機能
・住環境整備関連職への理解と連携
・福祉住環境整備相談の受け方・対応の仕方
・高齢者や障害者に対する住生活関連諸施策
・高齢者や障害者の疾患と障害特性
・介護と住環境整備
・福祉住環境整備の実践的考え方
・福祉住環境整備の共通基本技術
・部屋別・場所別福祉住環境整備の手法
・福祉住環境整備実践のための住宅に必要な基礎知識
・福祉用具の基本性能
・福祉用具の具体的な活用
・福祉住環境コーディネート事例
3級・2級で得た知識をもとに、新築や住宅改修の具体的なプランニングができ、さらに安全で快適なまちづくりへの参画など、幅広い活動ができる能力を求めます。
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個々の住まいにとどまらず、買い物や散歩などに出かける日常生活圏全般に、また住宅として位置付けるべき社会福祉施設(ケアハウスやグループホームなどの住関連施設)までも視野に入れた住環境整備に係わる知識・技能を有している。
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地域社会におけるコーディネーターとしての能力、さらに福祉のまちづくりなどにも積極的に助言できるような技量と調整力を有している。
【1次試験】
3・2級レベルの再確認および1級公式テキストに該当する知識と、それを理解した上での応用力を、制限時間2時間でマークシート方式により問います。 点数は100点満点とし、70点以上をもって合格とします
【2次試験】
1次試験合格者に対し実施し、実務能力(課題に対する提案力)などの、実践力、応用力、総合的判断力を問います。
論述および記述式試験(前半・後半) により構成され、前半・後半それぞれの得点が50%以上で、かつ合計が70%以上をもって合格とします。
出題内容
・福祉住環境整備の必要性と福祉住環境コーディネーター1級の役割
・高齢者福祉の条件と高齢者ケア
・障害者福祉の条件と障害者ケア
・高齢者や障害者向け住宅と要介護者向け施設整備
・福祉コミュニティづくり
・福祉のまちづくり
・建築図面と伝達手段
・高齢者や障害者にやさしい新築住宅の基本計画と技術
・住環境整備の実践と事例
・3級、2級の全範囲