視能訓練士
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●視能訓練士とは
●視能訓練士の歴史
●視能訓練士の仕事
●視能訓練士の活躍の場
●視能訓練士の試験の受験資格
●視能訓練士視覚の取得
◆視能訓練士とは◆
視能訓練士とは、視覚(見る機能)に障害をもつ人に対して、機能回復のための矯正訓練や検査を行う、視覚のスペシャリストです。
現在、視能訓練士は不足しています。高齢者社会の進展とともに、視覚に障害を持つ方が多くなってきています。
このような状況の中、視能訓練士は、ニーズのある国家資格として注目されています。
◆視能訓練士の歴史◆
視能訓練士は、1929年にイギリスで誕生しました。
日本では、1957年に視能訓練士の前身とも言える視能矯正の専門職が誕生しました。
その後、視能訓練士法が1971年に成立して国家資格となり、視能訓練士国家試験が実施されました。
30年以上の歴史をもつ視能訓練士ですが、残念ながら広く一般に知られていません。
しかし、医療の発展などに伴い、視能訓練士が専門とする視能矯正訓練だけではなく、業務内容は多様化し、活躍の場が広がってきています。
視能訓練士は、今後の活躍が期待できる職種でしょう。
◆視能訓練士の仕事◆
視能訓練士の主な業務内容は、次のとおりです。
【1】視機能検査
目が見えにくくなる原因は、視力や視力を矯正するもの(メガネなど)だけではありません。
「見えにくい」には、いろいろな症状があります。
「近くが見えにくい」「遠くが見えにくい」「重複して見える」「暗いところでみえにくい」「色がわかりにくい」「視野が欠けている」などです。
視能訓練士は、眼科医療機器で視機能を検査して、適切な診断治療に役立てています。
視能訓練士が行っている検査としては、「視力」「視野」「屈折」「調節」「色覚」「光覚」「瞳孔」「涙液・涙道」「眼圧」「眼位・眼球運動」「超音波」「眼科写真撮影」「メガネ・コンタクトレンズ」の検査など、多様な検査を行っています。
これらの検査によって得られた検査結果は、適切な診断治療につながっています。
【2】訓練指導
視能訓練士は、斜視や弱視の障害を持つ方に、視機能を回復させるための視能訓練や必要な検査を行い、視機能管理などの業務を行います。
具体的には、散瞳薬を用いた精密屈折検査や両眼視機能検査のほか、弱視や斜視の治療計画の作成及び訓練指導などを行います。
【3】集団検診視機能スクリーニング
視能訓練士は、病院内の眼科検査だけではなく、視機能障害の早期の発見・治療及び予防の観点から、地域医療活動に参加して乳幼児・学校・職場・成人病の検診による視機能スクリーニングを実施しています。
【4】視力低下者リハビリ指導
現在の日本社会は高齢化が進展していて、これと共に、慢性疾患や中高年の低視力者も増加傾向にあります。視能訓練士が持つ、あらゆる疾患や残存視力・視野についての十分な知識と理解によって、低視力者への拡大鏡などの補助具の選定やリハビリ指導を行います。
◆視能訓練士の活躍の場◆
視能訓練士の職場は、多くが病院(総合病院・眼科医院・診療所)やリハビリテーションセンターなどの医療機関のほか、保健所などに勤務しています。
また、医療研究機関のスタッフとして活躍している方もいます。
◆視能訓練士の試験の受験資格◆
視能訓練士資格を取得するには、次の条件のいずれかを満たさなければいけません。
【1】
高校卒業後、指定された視能訓練士養成施設で3年以上必要な知識や技術を修得します。
【2】
大学や短期大学、または看護師や保育士の養成機関で指定科目を履修したのち、指定の視能訓練士養成施設で1年以上必要な知識や技術を修得します。
一般的には、高校卒業後、視能訓練士養成施設に入学して、専門的な知識や技能を修得するのが一般的のようです。
◆視能訓練士視覚の取得◆
視能訓練士の資格を取得するためには、毎年行われている視能訓練士国家試験を受験して合格しなければいけません。