義肢装具士

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●義士装具士とは
●義肢装具とは
●義肢装具士の仕事
●義肢装具士の職場
●義肢装具士試験の受験資格
●義肢装具士国家試験






◆義士装具士とは◆

義肢装具士(ぎしそうぐし)とは、医師の処方のもとに体を採寸・採型し、義肢や装具を製作します。
義肢装具士は、障害により失った身体機能を補完するための装具を製作し、利用者の社会復帰を応援します。






◆義肢装具とは◆

義肢とは、失った体の一部を補完するもので、具体的には、義手や義足などを言います。

装具とは、低下した身体機能を補うために装着する機器のことで、具体的には、補聴器やコルセットなどが挙げられます。
また、装具には、医学的治療にて用いられる治療用装具と、身体に障害が残った場合に日常で使用するための更生用装具があります。






◆義肢装具士の仕事◆

義肢装具士は、義肢装具を製作するほか、利用する個人ごとに義肢装具を適合させることを業務としています。

医師より義肢装具が処方され、1人の患者や障害者に適合されるまで、「採寸・採型」→「組立」→「仮合わせ」→「仕上げ」→「最終適合」の工程で作業が進められています。

義肢装具士の大半は、医療機関に属さずに民間の義肢装具製作業者などに所属し、契約している病院や更生相談所等に出向いて業務を行います。
義肢装具士は、業務の中で医師、理学療法士、作業療法士など専門職種と情報を交換し、義肢装具を利用する方の要望を聞きながら製作・適合を行っています。

また、義肢の不安定さをなくしたり、患者に対する義肢・装具装着時の恐怖心を取り除くなど、心のケアも大事な仕事です。






◆義肢装具士の職場◆

義肢装具士の多くは、義肢装具の製作会社に所属し、病院、リハビリテーション施設、各種障害者施設などに出向いて利用者と相談のうえ、医師の処方のもとに義肢装具の設計・製作・適合のほか、義肢装具のアフターケアも行っています。

リハビリテーション医療の普及や、医学・工学の進歩により、義肢装具の開発・製作も大きく変化し、高い専門性が求められています。
義肢装具士には、素材や設計、デザインなどの知識・技術のほか、整形外科やリハビリテーションなどの基礎知識も必要になります。






◆義肢装具士試験の受験資格◆

義肢装具士法により、義肢装具士国家試験の受験資格を得る方法は、主に次のとおりです。

【1】
文部科学大臣が指定した大学または厚生労働大臣が指定した義肢装具士養成所で3年以上義肢装具士としての知識及び技能を修得する。

【2】
大学、高等専門学校または厚生労働大臣が定める学校もしくは養成所で1年(高専:は4年)以上修業し、かつ、厚生労働大臣の指定する科目を修め、養成所において2年以上義肢装具士として知識、技能を修得する。

【3】
職業能力開発促進法の規定に基づく義肢、装具の製作に係る技能検定合格者で養成所において1年以上義肢装具士として知識、技能を修得する。






◆義肢装具士国家試験◆

試験は、3月上旬に東京都で行われます。

試験は、次の科目により実施されます。
・臨床医学大要(臨床神経学、整形外科学、リハビリテーション医学、理学療法・作業療法、臨床心理学及び関係法規を含む。)
・義肢装具工学(図学・製図学、機構学、制御工学、システム工学及びリハビリテーション工学)
・義肢装具材料学(義肢装具材料力学を含む。)
・義肢装具生体力学
・義肢装具採型・採寸学
・義肢装具適合学